物書きの端くれとして、作詞家阿久悠はずっと気になる存在だった。 「骨のある言葉」。阿久悠の詞には、そんな印象が強い。ごつごつとして、つるりとは飲み込めない。バリバリと音を立ててかみ砕く中からじんわりとした味がしみ出てくる。その味はかむ人によ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。