2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

枚方市長逮捕

枚方市の中司宏市長(51歳)が大阪地検特捜部に逮捕された。市の清掃工場建設をめぐる談合の疑いが持たれている。 中司市長とは旧知の仲だ。彼が早稲田大を卒業して、京都で新聞記者としてスタートを切ったころだから、もう30年近く前になる。 端正な顔…

かねよ「上等きんし丼」

きょうは土用の丑(うし)。昼食に職場を抜け出し、同僚とタクシーで京極の「かねよ」(写真1)へ。創業100年余、うなぎ一筋の老舗だ。 注文は、迷うことなく名物の「きんし丼」。1/2匹の「並」(1400円)もあるが、せっかくのこと。まるまる1匹…

つるとんたん本町楼「冷たいポタージュのおうどん」

「つるとんたん」は大阪・宗右衛門町に本拠を置く手打ちうどんチェーン。大阪だけでなく、東京の六本木や新宿、丸の内などにも出店している有名店だ。 ビジネス街の真ん中にある「本町楼」(写真1)は老舗の旅館を改装したものらしく、間口が広く風格のある…

トップ選手の世間知らず

けさの新聞に2人の運動選手のニュースが載った。どちらも本来のスポーツ面ではない。三面記事だ。 ひとりは、男子フィギュアスケートの織田信成選手。飲酒運転で警察に検挙されたという。関西大3年の20歳。大阪市内のサウナ施設で大学の学生センター教授…

さあ貯金だ!

5月27日以来、まる2カ月ぶりの「ト+ラ党通信」。 4月30日以降、最大9つまで膨らんだ借金をきのう完済、きょうはめでたく貯金1に。やっと梅雨が明けた思いだ。 それにしても、どこかの銀行のCMではないが、ながーーーい2カ月だった。今岡、シー…

日清「U.F.O. NEXT GENERATION」

日清食品のカップ焼きそば「U.F.O.」に次世代商品が登場した。名前もずばり「NEXT GENERATION」。先週出たばかりで、まだ近畿、中部、北陸地方だけの限定発売らしい。 どこが「次世代」なのか。作り方が全く違う。お湯は使わず、水と電子レンジを使うのだ。 …

Margaret「マーガレットライス」

東山山ろくの銀閣寺から南禅寺に抜ける「哲学の道」は、四季を通じて訪れる人が多い。その途中、遊歩道の土手下に「organic cafe Margaret」はある(写真1)。お菓子の世界から飛び出してきたようなかわいい三角屋根が目印だ。 開店は3年前。若い女性2人…

水増し合格者

よくもこんなことを考えつくものだ。大阪の私立高校が成績の良い生徒に多数の大学受験をしてもらい、合格者数の水増しをしていたという。その後の調べで、同種の「水増し」は他の大阪、兵庫の高校でも発覚、騒ぎは拡大する勢いを見せている。 発端になった大…

美山

きのう、美山町(南丹市)であった「ごんべのそばまつり」をのぞいた。地元・美山の農家で作る「ごんべの会」が、京都市伏見区内の若手そば店主らで作る「伏見麺道場」とともに7年前から催している恒例イベントだ。 今年も、夏そばの種まき、アユ釣り、川遊…

麻布永坂 更科本店「カレー南ばん」

「永坂更科」からさらに坂を下ること5分、新一の橋交差点の角に「麻布永坂 更科本店」が立つ(写真1)。外観は更科堀井、永坂更科の2店ほど大きくはないが、中に入るとテーブル席のほかに小上がりもあり、結構広い。 それにしても麻布十番界わいに3店も…

永坂更科 布屋太兵衛「生粉打そば」

「更科堀井」から坂を数十m下ったところにあるのが「永坂更科 布屋太兵衛」(写真1)だ。「堀井」と同じく、江戸中期の寛政年間、保科家に出入りした布屋太兵衛を始祖とする。名代ののれんは太平洋戦争前夜に途絶え、その後それぞれに枝分かれしたらしい。 …

更科堀井「さらしな」

さらしなそばは、雪のような白さが身上だ。そばの実の中心部分の粉だけを使ったそばで、江戸の昔から最上級のそばとして珍重される。江戸後期の粋人、大田蜀山人もこの白いそばをごちそうになり「はじめて蕎麦の妙をしれり」と感嘆したそうな。 「更科堀井」…

お祭り料金

きのうの昼下がり。いつもの定食屋に入り、品書きを見て驚いた。「本日、祇園祭につき、特別メニュー」の張り紙。そう言えば、祭りのハイライト、山鉾巡行の日だ。 「鯖煮付け、京風たき合わせ、春雨酢の物、ごはん、海鮮みそ汁、きゅうりからし漬け」の6品…

中越沖地震

新潟で、また大きな震災が起きた。地震の規模は、3年前の中越地震と同じM6.8。亡くなった人の中には、前回の被災者もいるそうだ。「なんでうちばっかり」と嘆きたくなる住民の気持ちは分かる。 今回の震災で見落とせないのは、東京電力柏崎刈羽原発での…

おにかま「カレーうどん」

こういう店に来ると、うどんはやっぱり大阪やなあ、と思う。 表に「うどん」の大文字看板。店の前にも4枚のド派手看板が並ぶ(写真1)。これで店を見過ごす人はいまい。「こだわり自家製麺と天然だし」「化学調味料や余分な添加物は一切使わず、体に優しい…

リストランテ情熱大陸「トマトスパゲティ」

どこかで聞いたような店の名前はご愛きょう。今月初め、北山通にオープンした(写真1)。 うたい文句は「生パスタの店」。開店に先立って、近隣町内の家々に「プレオープンのご案内」のポストカ−ドが配られた。「ご近所限定」の特別価格で招待するという。 …

1番が消えた!?

ナツメロの話で恐縮ながら、先日、スナックで美空ひばりの「波止場だよお父つぁん」のカラオケをかけてもらった。「古いいかりが…」と出だしを歌おうとしたら、画面に出た歌詞が違う。2番の歌詞から始まっているのだ。えー、なんでぇ。 後日、別の店で違う…

中村監督逝く

「そんな投げ方してたら、肩痛めるはずや」。中村雅彦さんから初めて声をかけられたのは、大学1年の春。京都御苑東北隅の今出川グラウンド。体育授業の「軟式野球」で投手をしていた時のことだ。 中村さんはまだ20代後半。大学で体育講師のかたわら、平安…

そば茶寮 澤正「とろろそば」

東山・泉涌寺の山すそ、静かな住宅地の一角。和洋折衷のしょうしゃな玄関が目を引く。薄紫の鮮やかなのれんが掛かっていなければ、ここがそば屋とはまず気づかない(写真1)。 オープンは2002(平成14)年。近くに店を構えるそば菓子の老舗「澤正(さ…

「年金」基準緩和

去年の末、かの社会保険庁から「年金加入」についての確認はがきが来た。おぼろげながら学生時代に親が国民年金に加入してくれていたような覚えがある。はがきにはその記載がなかったため、その旨を書き、調査を依頼する項目に印を入れて返送した。 その時は…

かぎ富「釜そば」

まず店の外観を見てほしい(写真1)。屋根の形、2階の高欄…そう、近くの銀閣寺そっくりなのだ。 続いて、はし袋。「かぎ富の 目出たき蕎麦を 召上れ 初めつるつる 末はかめかめ 主人敬白」の狂歌がおもしろい。 さらには「如意山麓名物 釜そば」(680円…

天得院のキキョウ

梅雨の晴れ間をぬって、東福寺の塔頭・天得院(てんとくいん、京都市東山区)へ出かけた。「花の寺」として知られ、夏のキキョウ、秋のハギの時期に、毎年「特別公開」されている。 天得院は、豊臣家とゆかりの深い寺で、住職の文英清韓が起草した方広寺の鐘…

UMAI「札幌らーめん缶」

話題の缶入りラーメンを食べた。その名もずばり「札幌らーめん缶」。その自動販売機が京都で初めて伏見区内に登場したとの新聞記事を見て、宇治に住む同僚にさっそく買ってきてもらった(写真1)。 大手自販機メーカー「フジタカ」(京都府長岡京市)が今年…

「世界」めざす祇園祭

祇園祭が、ユネスコの「世界無形文化遺産」をめざしているそうだ。当のユネスコや文化庁が具体的に動いているわけではないが、地元の祇園祭山鉾連合会(京都市中京区)がいつでも申請できるよう資料の収集・整理など準備を進めているという。 「世界遺産」と…

公約CM

先日の新聞に、こんな話が載っていた。自民党が参院選向けに作ったテレビCMに視聴者の誤解を招く表現があると民放が指摘、内容の一部が変更された、というものだ。 問題にされたのは、CMのナレーション部分で「皆様の年金は責任を持ってすべて保証します…

Mさん、安らかに

かつて京都府警捜査一課で活躍したMさんが、悪性リンパ腫で亡くなった。77歳。熊本・天草の出身。7年ほど前から抗がん剤を打ち、病と闘っての末だったという。 事件記者をしていたころ、Mさんにはずいぶんお世話になった。捜査本部から帰ってくるMさん…

ビリーさんの特訓

「入隊志願者」がうなぎ上りだそうだ。米国のカリスマトレーナー、ビリー・ブランクスさんのエクササイズDVD「ビリーズブートキャンプ」(4枚組、1万4700円)が、日本だけで20万本以上も売り上げたらしい。 「ブートキャンプ」とは、米軍の新兵訓練…

レストランDiDi「野菜カレー」

どこかエスニックな雰囲気を漂わせる店構え(写真1)。民族音楽の流れる店内は、複雑なスパイスの香りで満ちている。 「DiDi」(ディディ)はインド北部、ネパール地方で娘さんを指すらしい。メーンは、本場仕込みのインドカレー。18年前、女性店主が旅先…

祇園祭スタート

きょうから7月。1年の折り返しだ。「もう」か「まだ」か、の感じ方は人によって異なるが、マラソンで言えばドリンクを手にして息を継ぐ中間点にあたるだろう。 京都の7月は、祇園祭に染まる。祭事は、1日の「吉符(きっぷ)入り」から29日の「神事済奉…