2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

開幕戦

ゆうべ京セラドーム大阪で行われた開幕ゲーム、対広島戦を見る機会に恵まれた。数日前、会社の心優しき先輩から「これ、行かへんか」とチケットをいただいたのだ。 長年、プロ野球を見に行っているが、開幕戦は初めて。1年の計は元旦にあり。注目の第1戦に…

日清カップヌードル「マイルド クリーミィチキン味」

次々と新作のカップめんが出るたびに、入手できるものはたいてい試している。日清カップヌードル「マイルド まろやかクリーミィチキン味」=写真=もそのひとつ。 作り方は、いつもと同じくフタを開けて熱湯を注ぐだけ。いたってカンタン。「おいしさまでの…

原発意見広告

けさの全国紙5紙に不可解な広告が出ている。「世界で一番安全安心な原子力立国を目指します」。広告主は「経済産業省」と「経済産業大臣 甘利 明」。連名による意見広告だ=写真=。 毎日のように、原発の事故隠しやデータ改ざんが大きく報道されているさな…

すしポリス

農水省が新年度から「日本食レストラン認証制度」を試験的に施行する。海外で横行するまがいものの「日本食」をなくし、味とイメージの向上が目的という。自発的に申請してきた店を対象に、食材や味付けを審査して本国としての「お墨付き」を与えるそうだ。 …

UFOの話

UFOと言っても、日清の焼きそばではない。未確認飛行物体。フランス国立宇宙研究センターが、過去50年間に国民から寄せられたUFOに関する目撃情報や写真をこのほどネットで一挙公開した。 「憶測を排し、科学研究に資する」のが目的だそうだが、公の機関が…

いちはた「けいらんうどん」

「いちはた」には20年近くかよっているが、「けいらんうどん」(650円)以外に食べたことがない。これにいなりずし3個、というのがラ流定番セット=写真=だ。 いつも「きょうこそ違うメニューを」と思うのだが、のれんをくぐると反射的に「けいらん、…

三朝庵「カレー南蛮」

明治40年前後のこと。西洋渡来の「ライスカレー」が世に広まり、同じ外食産業のそば屋がピンチに追い込まれた。「ごはんの上にカレーがのっているなら、そばにカレーがのっていてもおかしくないはず」。こう考えたのが、東京・早稲田のそば屋「三朝庵(さ…

大文字府庁前店「若竹うどん」

「京都手打ちうどん本舗」を名乗る。千本丸太町に1号店があり、ここはその2号店。昨年10月末の開店から日が浅く、まだなじみは薄い。 讃岐風の手打ちうどん、との評判で、まずは「日替わり定食」(680円)でお手並みを拝見。この日は、旬のタケノコと…

グリコ「黒カレー」

横浜カレーミュージアム(横浜市中区)とグリコが共同開発したレトルトカレー。2年前に同ミュージアムの企画『湘南カレー』で人気を博した「黒カレー」をヒントに、ミュージアムのプロデューサーが湘南のシェフと一緒に作り上げたそうだ。315円。 中袋の…

飛脚の変身

運送大手の佐川急便(京都市南区)が、創業50年を機に会社のマークを一新するそうだ。おなじみの「飛脚」(写真①)から、半そでシャツの「セールスドライバー」(写真②)に変身するらしい。 かつては大型トラックのいかつい印象が強かった運送会社だが、最…

「ゆららの湯」押熊店

けいはんな学研都市の南、京都府精華町と境を接する丘陵の住宅地。大型量販店やレストランなどが並ぶ大通りに「天然湧出温泉」ののぼりがはためく。 単純温泉、32.2度。地中深くからくみあげているらしい。自慢は、浴場面積の半分以上を占める広々とした…

雪の彼岸入り

朝、起きてびっくり。屋根が白く覆われている。雪だ。1週間前、スタッドレスからノーマルにタイヤをはき戻したばかりの車の上にも積もっている=写真=。 奈良・お水取りが終わり、きょうから彼岸の入り。この時期に降雪とは、京都では珍しい。暖冬と言われ…

笑麺「笑めん」

久しぶりに行って、少し見直した。「笑麺(しょうめん)」は1993年に府庁前で開店、5年前に現在地へ移った。開業当初に2回ほど食べたが、平凡な味で正直言ってあまり良い印象はなかった。 今回、あらためて食べてみた。あえて店の看板メニューを、と店…

景観条例可決

大山鳴動して、ネズミ1匹。きのう京都市議会で市の新しい景観条例案が全会一致で可決されたのを見て、そう思った。 「百年、二百年先の京都を見据えて」作られたという条例を「ネズミ1匹」に例えて悪い気もするが、事前の大騒ぎからすると、拍子抜けの感が…

ホワイトデー

ホワイトデーが和製記念日とは知らなかった。外国でも「ボビーデー」「フラワーデー」などの呼称があるそうだが「ホワイトデー」と呼ぶのは日本だけらしい。 発祥には2説ある。ひとつは「全国飴菓子工業協同組合」が、キャンデー普及のために発案したとする…

南海食品「黒豚の焼豚」

黒豚は鹿児島の特産。白豚に比べて臭みがなく、肉質が柔らかいとされる。それを炭火で焼き上げたチャーシューを鹿児島みやげにいただいた。 南海食品(鹿児島市)の「手作り黒豚炭火焼 黒豚の焼豚」。黒豚の肉をみそ仕立てのタレにじっくりつけ込み、独自の…

サクラ咲く

「本日、東京大学合格発表日です」。きのうの新聞に、こんな特大文字の広告が載っていた。通信教育の大手が出したものだが、受験講座の直接的な宣伝ではなく、「合格発表日」を強調する体裁が目を引いた。 「東大の合格発表日やて」「そんな時期やな」「サク…

原了郭「黒七味」

小さな写真では分かりにくいだろう、と思い、つい筒を振る手に力が入ってしまった。おわんに取ったうどんすきの中央、黒く見えるのが「黒七味」。かけ過ぎた。薬味は少量で味覚を刺激し、料理のうまみを引き立てるもの。「これでもか」と振りかけるのは邪道…

京四季 彩「あなご天丼」

出てきたどんぶりのボリュームに圧倒された。アナゴの天ぷら1本半が、ごはんの上に折りたたんで2階建てになっている。さらに、その上にピーマンがのるから、つごう3階建ての豪勢さだ。 アナゴは明石産とのこと。身はほんわか、淡白なうまみ。厚手のコロモ…

どぶ板政治

かつて「どぶ板」と呼ばれた選挙や政治のスタイルがあった。下水が発達したいま「どぶ」自体を知らない人が増え、死語に近いが、軒先の溝ぶたを踏みながら政治家が有権者宅を1軒1軒訪ね歩くやり方だ。 住民の不満や要望をじかに聞いて回る活動だが、投票な…

読了「ローマ人の物語」

やっと読み終えた。15年がかり。塩野七生著『ローマ人の物語』全15巻(新潮社)だ。 1年に1巻、15年で完結というユニークな刊行だった。主題は、古代ローマの建国から崩壊まで1300年に及ぶ興亡。その中身もさることながら、一度も途切れることな…

啓蟄

「弥生」とは、よく言ったものだと思う。「いやおい」、いよいよ草木の花葉が生い茂る季節というわけだ。 陰暦3月は、だいたいいまの4月上旬から5月上旬に相当する。ことしは暖冬で季節が前倒しになり、語源にふさわしい「弥生」の陽気になっている。 庭…

茂美志や「のっぺいうどん」

「茂美志(もみじ)や」は、大正元年の創業。「名物のっぺいうどん」(895円)=写真=は、3代目の現店主が20年近く前、地元で食べられていた「のっぺいうどん」に手を加えて現在のスタイルに作り上げたそうだ。 店主の表現を借りると「大阪のあんかけ…

出足つまずく

今年初の「ト+ラ党通信」。 キャンプが終わり、球春が開幕した。さて、07年のトラはいかに。きのう、キャンプ打ち上げ後初めてとなるオープン戦を京セラドーム大阪まで見に行った=写真=。対戦相手はオリックス。 試合開始は午後1時。球場内の食堂で昼…

ひゃくてんまんてん「ラーメン」

ラーメンとカレーライスの2枚看板。どちらがメーンか、と思ったが、どちらもそうらしい。2つを合わせた「カレーラーメン」も人気メニューのひとつだ。 入り口に「元祖とんこく」の表示。「とんこつ」の間違いではない。ここのオリジナルスープだ。店の宣伝…

えんま様なら

奈良時代の初め。長谷寺の開祖・徳道上人が亡くなり、あの世でえんま大王にこう言われたそうだ。「生前の悪事で地獄へ落とさねばならぬ者が多すぎて困る。三十三の観音を一巡した者は必ず極楽へ行かせるから、人々にそう教えよ」 大王から三十三所の宝印を授…

そばとお酒の会

バイクレーサー、水彩画家、呉服商、作家、教師、介護士…みんな職業はばらばら。共通点は、ただひとつ。全員が無類のそば好きということだ。 京都市伏見区のそば処「京乃四季」。以前は四条通で営業していたが、伏見への移転を機に常連客らに呼びかけて「そ…