出足つまずく

今年初の「ト+ラ党通信」。
キャンプが終わり、球春が開幕した。さて、07年のトラはいかに。きのう、キャンプ打ち上げ後初めてとなるオープン戦を京セラドーム大阪まで見に行った=写真=。対戦相手はオリックス
試合開始は午後1時。球場内の食堂で昼食の後、さあ席につこうと通路に足を踏み入れた瞬間、左足の筋肉がピクピクッ、太ももの裏側に強い痛みが走った。とっさに昨夏、庭の猫を追いかけて負った右ふくらはぎの肉離れを思い出した。同じ痛み!
狭い通路で、座席下の紙コップをよけようとしてひねったらしい。なんでまた、こんなところで…。せっかく張り切って行ったのに、初回から痛みをさすりながらの観戦となった。
試合結果は、1−4。どの打者もまだまだバットが重そう。4回を1安打無失点に抑えた先発のルーキー・小嶋以外に見るべきものはなく、単調なゲームだった。
これでキャンプ中の対戦も含めてオリックスには3連敗。主力選手は出ておらず、あくまで本番への実戦調整。勝ちにこだわらなくてもよい。とは言うものの、内容が悪すぎる。
しっかりしろ、と声を上げたかったが、わが足のことが頭に浮かんだ。激しい動きで傷めたのならまだしも、球場の通路を歩いていて肉離れなんて。「しっかり」しなければいけないのはこちらのほうだ。敗戦に加えて不名誉の負傷。いつにも増して帰りの足が重かった。「出足」をつまずき、今季は波乱?の予感。