2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Wiiが来た!

連休初日、朝刊を見ていたら、寺町の電機店で「創業100周年記念セール」の大広告が目に飛び込んだ。「Wii (ウィー)24800円」。任天堂の人気ゲーム機だ。 メーカーの作戦か、とにかく発売以来「超」品薄状態が続いている。大手の百貨店でさえ「いつ、ど…

日清「どん兵衛だし焼うどん」

「どん兵衛」と言えば、どんぶり型カップめんのパイオニア。それが、焼きそば「UFO」でおなじみの円盤型カップに入って登場した。「どん兵衛だし焼うどん」。粉モンの本場・大阪の日清食品ならではの新製品だろう。 本来の焼きうどんにもソース味としょう…

CSもつらい

今月初めからCS(通信衛星)放送「スカパー(e2)」に加入、プロ野球セットを契約している。月額3200円で、9チャンネル合わせてセ・パ12球団の公式戦850試合以上が視聴できる。 すべての野球が見たいわけではない。トラのゲームだけでよいのだ。…

何が「天下り」だ

中央省庁による「天下り」のあっせん禁止を柱とする国家公務員法改正案が、国会に提出された。これまで省庁が独自に職員の再就職を世話していたのを改め、内閣府に新設される「人材センター」が一元管理するという。 「天下り」という言葉さえ腹立たしいが、…

初任給の思い出

通勤電車の中で新入社員らしき若い男性が話し合っている。初給料が出たのだろう。どうやら飲みに行く相談らしい。 30数年前のわが記憶をたぐる。いまのように味気ない銀行振込ではなく、当時は現金の入った給料袋を上司から手渡しでもらったはずだ。はっき…

赤ちゃんポスト

熊本の民間病院が計画している「赤ちゃんポスト」の工事が始まり、連休明けにも運用開始の見通しとなった。とはいえ「ポスト」という呼称も含め、まだまだ社会的には違和感が強く、利用のされ方や病院側の対応が注目されそうだ。 腹を痛めた子を好んで捨てる…

日清「チキンラーメンMini&ひよこちゃんミニどんぶり」

けさのビジネス誌の広告に「ヒットは2度つくる〜定番商品、こうして磨く」という特集記事の見出しが出ていた。それによると「ヒット連打へ3つの鉄則」として「サイズを変える」「顧客を変える」「売り場を変える」の3つが挙げられている。 それを見て、思…

三嶋亭「すき焼き肉」

京都で「すき焼き」と言えば、真っ先に名前の挙がるのが「三嶋亭」だろう。創業1873(明治6)年。自他ともに認めるすき焼き肉の最高級ブランドだ。 過日、東京、大阪に散らばっている家族がそろい、久しぶりにわが家で食卓を囲むことになった。ハレの日…

大正軒「中華そば」

かつては商店か事務所だったのだろう。石造りの外観にそんな雰囲気が漂う。ラーメン店としては2代目。店内には、由美かおるの殺虫剤「アース」や三船敏郎の映画「七人の侍」のポスターなどを張り、「大正」とまではいかないが、「昭和」の郷愁を演出してい…

知事vs記者会

宮崎の東国原英夫知事が、地元の県政記者クラブとうまくいっていないらしい。先日、記者会見で「定例会見って必要ですかね」と切り出し、記者側と激しいやりとりになったという。 テレビのワイドショーでまたかと思うほど愛想をふりまいている知事の姿しか知…

アローン「オムライス」

京都市役所の西側。表には「グリル&コーヒー」の看板が出ているが、つとにジャンボオムライスで名高い。ごはんの量は「並」で約2合。「大」なら2合半強。普通のちゃわんなら5、6杯分もあるという。 3人行ったうちの2人が「大」を注文した。おばちゃん…

凶弾を憎む

「銃と自由」。米国社会を語る言葉として、しばしば使われる。自分の身は自分で守る。米国憲法では「武装の権利」が認められている。しかし、一方では年間3万もの人が銃の犠牲になっている現状に、開拓時代以来のこの「権利」」を見直そうという動きも出始…

名跡が泣くぞ

落語といえば、長屋住まいの八っあん、熊さんの世界だと思っていたが、近ごろ演じるほうは長屋どころか地下室まで備えた豪邸にお住まいらしい。 9代目林家正蔵が、東京国税局から1億2000万円の所得申告漏れを指摘され、重加算税を含む約4000万円を…

ふなずしの危機

きのうのブログで「ふなずし」を取り上げたら、その希少ぶりについてのお尋ねをいただいた。直接の原因は、素材になるニゴロブナの減少で、その背景には琵琶湖の水質や生態系の変化による複合的な要素が指摘されている、と答えた。 もちろん、それは行政や研…

丸儀「鮒寿司」

近江の特産「ふなずし」をいただいた。魚介を用いた最も歴史の古い日本の保存食、千数百年の歴史を持つ、すべてのすしの原点…とさまざまに形容される湖国の郷土食である。 母の実家が近江八幡、琵琶湖のほとりだったことから、ふなずしは幼いころからなじみ…

日清どん兵衛「どっかんきつねうどん」

先月から売り出されている日清どん兵衛「どっかんきつねうどん」(155円)を食べた。どん兵衛シリーズ発売30周年を記念した「特別限定品」とのふれ込みだ。 何が「どっかん」かと言うと、メーンのおあげ。従来のきつねよりボリュームを30%増量したと…

ちいふ「すき焼きラーメン」

表の看板やちょうちんには「すき焼きラーメン」と書かれているが、品書きにあるわけではない。店のメニューには「中華そば」(500円)とあるだけだ。 鶏がららしきだしを使ったしょうゆ味。中細の縮れめんは京都では少数派だが、具はチャーシューに刻みネ…

おごるな都知事

手のひらを返す、とはこのことだろう。3選を果たした石原慎太郎東京都知事の発言だ。選挙前は「都政私物化」などの批判を受け「説明不足だった」と反省の弁を繰り返したが、当選するやいなや「一部メディアのバッシング(攻撃)だった」と高姿勢に転じてい…

くらま温泉「峰麓湯」

叡電鞍馬駅から徒歩約15分、旧家が並ぶ街道を上ると、右手に大きな「くらまおんせん」の看板が迎えてくれる=写真①=。前庭に広い駐車場。そのまま奥へ進むと、露天風呂「峰麓湯(ほうろくゆ)」の券売所がある。 趣のある石段を上って脱衣場へ=写真②=。…

名前か、実力か

代表選考会に勝ったのに代表に選ばれない。選ばれたのは選考会での敗者。こんな理不尽があってよいのだろうか。 きのう行われた柔道の全日本選抜体重別選手権。女子48kg級決勝で福見友子選手が、かつての女王・谷亮子選手に優勢勝ちで初優勝した。大会は、…

鴨川茶店

朝からの好天に誘われて府立植物園へ。わが家から歩いて15分ほど。北山大橋のたもとに設けられた臨時入園口から入った。 園内にある幾種類もの桜は、ちょうど七分咲きから満開といったところ。大勢の入園者が写真に撮ったり、木の下でビニールシートを敷い…

京都五行「焦がし醤油麺」

出てきた鉢の中を見て、思わず「ほぅー」と声が出た。真っ黒いスープ、鉢のへりには焦げた粉のようなものが付着している。香ばしさを通り越して、焦げ臭ささえ漂う。なんともインパクトの強いラーメンだ。 「焦がし」と呼ばれるこの技法、詳しい「秘密」は分…

身勝手な発言

クラスで集団カンニング事件が起きた。うちひとりが先生に見つかり、問い詰められた。生徒はあっさりカンニングを認めたが「他の人もやってます」とバラしたものだから、さあ大変。仲間の生徒らは「あいつ、けしからん」とカンカン…。 プロ野球の不正金銭授…

桜月夜

昨夜は、社内仲間との飲み会で祇園へ。雑誌やテレビでおなじみの新橋界わいは、白川沿いの桜が見ごろを迎え、平日ながら大勢の観光客やカメラマン、酔客らで大にぎわいだった。 巽橋のたもとでは強烈なライトが桜を照らし、人の目をひきつけている=写真①=…

茶の間「ビーフカレー」

外観は、ごくありふれた喫茶店。しかし中に入れば、ただならぬ香りが満ちている。コーヒーや紅茶ではない。ツンと鼻にくるあのスパイシーな香り。何を隠そう、ここは知る人ぞ知るカレーの名店なのだ。 カレーメニューは、ビーフ(750円)とバターコーン(…

宵のうち

「うまいもんは宵のうちに食え」。好物を前に、いま食べようか、あしたに取っておこうか迷っていると、父親がよくそう言って背中を押してくれたものだ。 この場合は「いまのうち」「早いめに」という意味だが、そもそも「宵」とは何時ごろを指すのだろうか。…

黄砂降る

きょうは朝から会社の創立記念式・入社式。式典の後、社屋の屋上で記念撮影するのが恒例だ。 地上8階のビル屋上からは、京都の町がぐるりと遠望できる。ふだんは安全管理のため立ち入り禁止だが、この日と五山送り火の夜だけは特別に上がれる。 例年入社式…

元町ラーメン「中華そば」

百聞は一見にしかず。写真のとおり、とにかく濃い。しょうゆ色のスープが特徴だ。 めんは中細のストレート。具は、チャーシューにネギ、モヤシ。チャーシューは小ぶりの赤身ばかり。シイタケと見まがうほど、これまた真っ黒、中までしょうゆの味がしみ込んで…