永谷園「とんこつ茶づけ」

飲んだ後の「締め」は何にするか。ラーメン? それとも茶漬け? そんな迷いを一挙に解決してくれる新製品が出た。
永谷園「とんこつ茶づけ」(2袋入り、130円)=写真=。同社の定番茶漬けと同じく、袋に入った茶漬けのもとをごはんの上にふりかけてお湯を注ぐだけ。具は、鶏ささみ、白ごま、ゴボウ、のり、ネギ、紅ショウガ。
「とんこつ」になぜ「鶏」が入っているのか。これが気に食わないが、コクを出すための工夫なのだろう。ここは茶わんの端にお引取り願って、残りをかきまぜてガサガサとかき込んだ。なるほど「茶漬け」というより「とんこつラーメン」のスープをごはんにかけたような味。ゴマや紅ショウカのわき役もきいて、なかなかいける。
ラーメン+ライスほどのボリュームはないが、寝る前の「締め」にはうってつけ。きっとラーメンも茶漬けも捨てがたい人が開発したんだろうな。分かるぞ、その気持ち。
かの「焼きラーメン」といい、この「とんこつ茶づけ」といい、最近の永谷園は意欲的だ。「極旨!スープ茶づけ」と名付けられたこのシリーズ、「とんこつ」のほか「ピリ辛とんこつ高菜茶づけ」「塩豚茶づけ」がある。
  
 ★★★★(欲張りなあなたに)