京大生協/KBS京都「総長カレー」レトルト版

京都大学京都市左京区)のカフェ「カンフォーラ」に「総長カレー」が登場したのは、05年11月。無類のカレー好きという尾池和夫総長が、自らプロデュースした名物メニューだ。
スパイシーで、コクの深い本格カレーで、いまも日に約50食が売れる人気らしい。今回は、その中からビーフカレーがレトルト版で出た(写真)。
カフェのレシピをそのまま使い、オリジナルの味を再現したという。ルーは小麦粉を使わず、トマト、バナナ、リンゴなどで甘みを出すとともに、9種類のスパイスで全体をキリッと引き締めている。とろみのない、シャバシャバ系で、ライスになじみやすい。
総重量230gのうち125gがビーフといい、大ぶりの牛肉がゴロゴロ入っている。よく煮込まれて食べやすい。大学のカフェで食べた時よりボリュームを感じた。
このレトルト版、KBS京都放送社長が「総長カレー」に魅せられたのがきっかけで京大側に提案、実現したらしい。学内だけでなく、広くネット通販で全国のカレーファンにも味わってほしいという。
1箱(1食)630円。カフェのオリジナル版が1食714円だから、それより割安だが、市販の同種カレーに比べるとかなり高めだ。京大生協のほか、通販サイト「京都生活」で発売中。
 
 ★★★★(味の偏差値高いが、値も高い)