大文字送り火の翌日、勤め先のOBが毎年必ず届けてくれるものがある。前夜「大」の字を形どって燃えきった松割り木の消し炭だ。けさも早くから大文字山に登り、ごっそりポリ袋に入れてもらってきたらしい。小袋に入れたひとかたまりをわざわざ職場まで持っ…
瀬戸大橋のたもと、岡山・下津井(しもつい)港にある「保乃家(やすのや)」は、タコ刺身の「元祖」を名乗る。 創業は昭和21年。ふぐ料理店をしていた先代が復員後、目の前でとれる鮮度の高いタコを使った刺身を創案。当初はいきが良すぎて気色悪がられた…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。