タンポポ「ラーメン」

上の「味工房 うえ川」でおいしい魚、すしをいただいた後、大将と一緒に「締め」のラーメンへ。大将は仕事を終えた後だが、こちらはたらふく食べ、飲んだ後。と言っても、ラーメンだけは「別腹」。
タンポポ」(京都市北区)は佛教大学の北東約300m。店の名は、伊丹十三監督の同名映画から取ったらしい。鉢一面に振りかけられる真っ赤な一味唐辛子で有名だ。よせばいいのに「大!」(700円)。
まず、めんの2、3本をすくい上げて、鉢のへりにまで飛び散った一味唐辛子を丁寧にぬぐい取ってスープの中へ。めんは中細ストレート。だしはトリガラ、とんこつのこってりしょうゆ味。背脂も入って、いわゆる「京都ラーメン」のスタンダード。一味唐辛子は見た目ほど辛くはなく、程よい刺激だ。
スープまでたいらげて、文字通りマンプク。うーん、食べ過ぎだ。横になっても胃が重い。いつまでも若くないのだから、そろそろこのパターンから足を洗わないと。頭では分かっているのだが、ついつい…。毎度の反省。
余談ながら、店内には他のラーメン店の紹介記事がズラリと張られている。「ほか弁」禁止の店が多い中、ここは「持ち込み大歓迎」の張り紙。学生の多いこともあるだろうが、おおらかな店の姿勢が気持ちよい。

 
★★★★(外見で怖がってはいけません)