そばざんまい

2泊3日の長野出張にかこつけて、現地で計8杯のそばを食べてきた。
名の通った専門店あり、パーティー会場の出店あり、駅の立ち食いあり…店はいろいろ、味もいろいろ。「そば王国」をたんのうした。
「そば時や月の信濃善光寺」(一茶)


◇そば蔵(写真1)=長野市県町
県庁の向かい。注文したのは「そば蔵大(おお)せいろ」(840円、写真2)。ボリューム満点。ただし、そばはややダレ気味。そういえば、のれんに「手打ち風味」とあった。「手打ち」ではない、「手打ちのような」という意味だろうか。★★★
◇大平庵(写真3)=長野市南石堂町
伝統の手打ち、味自慢との評判店。野沢菜などをアテに地酒をいただいた後、もり(630円、写真4)を。さすが、細切りのそばはコシがあり、風味もよい。さっぱりした辛めのつゆがぴったんこ。★★★★
◇二本松(写真5)=長野市権堂町
大将が本場・戸隠の人。ざる(600円、写真6)を頼んだら、そばが「つ」の字形に小分けされて出てきた。「ボッチ(馬のひづめ)盛り」と呼ばれる戸隠独特の盛り方。うわさにたがわぬうまさに感激。温かい「かけ」(600円、写真7)でダメ押し。★★★★★